【卒業袴】なぜ、卒業式に袴を着るのか?
コラム
明治から大正時代にかけて、女学生の制服として親しまれていた袴姿は、昭和に入り洋服の普及とともに姿を消しました。
それでも、現代では女子学生や先生たちが卒業式に袴を着るのはなぜでしょうか。
◇袴の由来
袴はもともと平安時代、宮廷で仕える女性が十二単の一部として着用していた衣服です。
明治時代に女学生の制服として考案された女袴は、宮中の女官服をルーツとし、学問の場にふさわしい端正な装いとして受け入れられました。
従来の着物に帯というスタイルと比べて動きやすい機能性に加え、優美さと礼容を兼ね備えている点も、袴が制服として採用された理由の一つです。
◇卒業式に袴を着用する理由
明治から大正時代、女学生はファッションリーダーとして西洋文化に憧れ、革靴やブーツを取り入れたり、袴に大きなリボンを付けたりして、和洋折衷のスタイルを楽しみました。
このおしゃれへのこだわりは、時代を超えて現代の卒業式でも女子生徒たちに受け継がれており、乙女心は今も変わらず続いています。
現代では卒業式に女子学生や教職員が袴を着るのは、学業とのつながりや卒業生への想いから。
特別な日だからこそ、特別な装いで生徒たちを見送りたいという心情が込められています。
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